小原流いけばな教室・桃の花とチューリップ [小原流いけばな]
上手に活けてパチッと記念写真 活けたお花を写真で確認
いつのまにか、ちゃんと風呂敷に包めるようになれたね。
包む、結ぶも大切な文化。
「せんせーい。」っと言われる度に、
ちゃんと先生にならなくては・・っと思います。
教えながら教わる事の意味の深さを感じます。
「すこしづつでいいから、前に進みたい。」大人も子供も一緒です。
先生もたくさん勉強するね♪
小原流方寸盛花 [小原流いけばな]
花材:日本水仙/小菊/藪柑子/松葉/日陰
花器:花小町小判型水盤 (サイズ長径240×短径160×高さ45)
小さな花で、ただ小さく活けるのではなく
小さく活けながらも、大きさを感じさせ、
縮小する事の技術によって、新たな世界を生みだします。
心が和みました。
今日も斎花をご利用下さった皆様ありがとうございました。
菊三種 [小原流いけばな]
色彩盛花様式本位 菊三種挿し[直立型]
リベンジです^^
「私のお稽古花になってくれてありがとう。」っと
お稽古場の周りの人達に聞こえないよう、心の中で花につぶやき、活けました。
相変わらず怪しい人です^^
写真はお店で活け直しをしたもの。
今日は花が笑っているように見えました。
うふっ。
二世家元小原光雲は豪快華麗な活け方を好まれたそうです。
それは、大正末期から昭和初期にかけての時代風潮によると、書かれてはいます。
時代と共に、活け方は変化していくとは言え、
昭和、平成をどっぷりつかりながら生きる私にとって、
この咲き乱れる豪華絢爛な菊に新鮮さを感じます。
今日も斎花をご利用下さった皆様、ありがとうございました。
文人調と写景 [小原流いけばな]
文人調いけばな
花材:実木瓜/鉄線/矢羽薄
写景盛花自然本位
花材:野茨/木苺/竜胆/女郎花/薄
景色が向こうまで続いているように。 水際は飽きさせない演出を。
言葉では分かっちゃいるんですが・・。
表現力足りないなー。っと反省。
もっと、もっと活けまくりたい写景盛花自然本位です。
今日も斎花をご利用下さった皆様。
ブログに遊びにいらして下さった皆様。
ありがとうございました。
2010小原流地区別教授者研究会 [小原流いけばな]
9月19日静岡にて、小原流の地区別教授者研究会が行われました。
筆記試験+実技試験(瓶花)+実技試験(盛花) 合計点で決まります。
小原流いけばなの理論的な学習と技術研修の両面を行う事で、
全国的な指導水準の統一を計ることを目的にし、
全国6ブロックの会場で毎年地区別研究会が行われています。
まさかまさか優秀賞をいただけるとは、思ってもいませんでした。
これを励みにこれからも日々精進して参ります。
今日も斎花をご利用下さった皆様ありがとうございました。
小原流いけばな・燕子花(秋の挿法) [小原流いけばな]
写景盛花様式本位 秋の燕子花一種 [直立型 近景描写]
秋の風情をもった葉、
黄色く枯れはじめた葉、垂れ葉や折れ葉。虫食い葉などを交ぜて使います。
実は高く、葉組から抜け出た状態に。
名残の花ともいうべき花は低く。
秋が深まるほど花は低く葉の中に入ります。
側面からの写真はありませんが、
後ろの葉から前方の垂れ葉までは50センチ以上の広がり、奥行きがあります。
恥ずかしながら、何年ぶりに活けただろうと思うくらい、年数を空けてしまったような気がします。
その季節にしか出会えない花材。
貴重なものです。
花材の出生をふまえその意味を理解し季節を楽しむ余裕とは
なんとも贅沢な事と思いました。
今日も斎花をご利用いただき、ありがとうございました。
小原流いけばな秋の多種挿しと菊三種 [小原流いけばな]
写景盛花様式本位 秋の多種挿し [直立型 近景描写]
花材:薄/女郎花/竜胆/吾亦紅/日陰
色彩盛花様式本位 菊三種挿し [直立型]
この様式集成の中に小原流の盛花の真髄ともいうべき挿法が詰め込まれております。
手の中で、体で覚えるために、何度も何度も繰り返し活けないと
その意味が分からなかったりします。 分かってない事にへこむ時もけっこうあります。
ただ、こういう稽古をなんとなくでも続けてこれたから、
「今の自分がいる」と納得できるような気がしてきました。
でも、なんとなく・・。じゃなくて、もう少し努力してみます。
本日ご来店下さったお客様は、菊って仏様のお花ってイメージだったけれど、
活けてある菊ってこんなに綺麗なんだねー。っと
菊を綺麗って思えたの初めて~。って喜んでくださいました。
お客様はご自宅用にと可愛いバラをお買い上げ下さって。
帰り際にもう一度、「本当にいいものを見せてもらえて、今日は斎花に来てよかった。」って
商品でもないわけで、ただ私の稽古花なんですが、
なんだか喜んでいただけた事に、胸がじーんときてしまいました。
昨夜、稽古の帰りめちゃくちゃへこんでいたのに・・。
立ち直りました。
今日も暑い中、斎花にご来店下さった皆様、ありがとうございました。
小原流いけばな・蓮の一種いけ [小原流いけばな]
本日のお稽古 蓮一種 [直立型 遠景描写]
夏季休暇中、いけばなのお稽古に励んでおります^^
巻き葉は通常二本使用するのですが、花材からもれてしまったらしく、
客の株に巻き葉は無しでお稽古いたしました。
本来有るべき位置に無いというのは本当に間の抜けた状態になってしまうものと
画像を見ながら実感。
これもまた勉強。
大きな蓮の葉が繁って広がり、そしてすーっと立ち上がる凛とした花の美しさ。
蓮に向かい合う緊張感と触れる事が出来た嬉しさからなのか・・。
額に汗かきながら、今日は「蓮の一種いけ」に魅了され、充実した時を過ごす事が出来ました。
楽しかったー。
今日も皆様本当に本当にありがとうございました。