お祝い花 [お店のこと]
先日、浜松市中区城北の呉服屋おぐらや様の50周年記念のお祝いの会が松韻亭にて開催されました。
ご友人様からご依頼をいただき、
松韻亭の玄関に御祝花を飾らせていただきました。
玄関にお香を焚き、お客様をお迎えする準備も着々と進められ、
緊張感の漂う空気の中にもかかわらず、
立ち居振る舞いの美しい女性に、レンズを覗き込む振りをしながら
しばし見とれてしまいました。(あやしい花屋です・・)
秀免展の終わる頃、お花の片付けに伺ったところ、
おぐらや様からとても珍しいお菓子を頂きました。
とらやの福こばこ。
招福の願いが込められたおめでたいお菓子。
◆なりひさご(ひょうたんの形)
◆はね鯛(紅白の鯛)
◆御目出糖(赤飯に見立てた蒸菓子)
一年に一週間から十日位の間しかお目にかかれないお菓子は
地方発送が出来ず、当日新幹線で運ばれたそうです。
このような貴重なお菓子を頂き、大変恐縮する思いでした。
久しぶりにお抹茶を入れ、それぞれ大変美味しくいただきました。
そして、誠心誠意お客様に接していらっしゃるおぐらや様の姿勢。心意気。
とてもとても感動してしまいました。
心から感謝申し上げます。
出会わせていただけた事に再度感謝申し上げます。
斎花を御利用下さり本当にありがとうございました。